MacでのUnity環境構築

2024/10/05
unity-environmental-building

はじめに

Unity の環境構築を行ったのですが、手こずってしまったので備忘録として記事を書きます。

手順

  1. UnityHub のインストール
  2. Unity アカウントの作成
  3. Unity の指定したバージョンをインストール
  4. VSCode と連携
  5. 実行環境のインストール

UnityHubのインストール

Unity はバージョンアップでコードが動かなくなる可能性があるため、UnityHub で Unity をインストールするようにします。
UnityHub を使用することで、指定したバージョンをインストールすることができるようになります。

こちらのサイトから UnityHub をダウンロードします。
「Windows用」と「Mac用」と「Linuxの手順」があるので、Mac用から UnityHub のインストーラーをダウンロードします。
ダウンロード後にファイルを開くと以下のウィンドウが表示されます。

unity_hub_installer

そして、Agree で同意すると、UnityHub をインストールできます。

Unityアカウントの作成

Unity を使用するためには、Unity アカウントを作成する必要があるためアカウントを作成していきます。

先ほどインストールしたUnityHubを開きます。

unity_hub

そして、UnityHub のウィンドウにある Create account からアカウントを作成します。
アカウントは Unity の無料プランで作成されます。
アカウントが作成できたら、作成したアカウントで UnityHub にログインします。
そうすると、以下のような Unity Editor のインストール画面が表示されます。今回はバージョンを指定してインストールしたいため、ここでは Skip installation でスキップします。

unity_hub_login

Unityの特定のバージョンをインストール

UnityHub から特定のバージョンをインストールします。
UnityHub の左側のメニューから Installs タブを選択し、InstallEditor をクリックします。

unity_hub_installs

次に、Archive を選択し、download archive のリンクをクリックして Unity download archive ページに移動します。

unity_hub_installs

ダウンロードページから特定のバージョンをインストールします。そうすると UnityHub でインストール画面が表示されます。

unity_hub_install

プラットフォームや言語を選択し、Continue でインストールします。

VSCodeとの連携

まずは、C# と Unity の拡張機能をインストールします。

次に、プロジェクトを作成して開き、Window > Package Manager から Visual Studio Code Editor を Unlock します。

unity_package_manager

次に、setting > Preferences から External Tools で Visual Studio Code を設定します。

unity_preferences

最後に以下のような launch.json を作成し、デバッグ実行できるようにします。
VSCode の Run and Debug メニューの Show all automatic debug configurations から Unity を選択してファイルを作成するか .vscode フォルダ配下に launch.json ファイルを作成します。

// launch.json
{
  "version": "0.2.0",
  "configurations": [
    {
      "name": "Unity Debugger",
      "type": "vstuc",
      "request": "attach",
      "projectPath": "${workspaceFolder}"
    }
  ]
}

準備ができたら、VSCode でデバッグを実行し、Unity でアプリを実行するとデバッグをすることができるようになります。

実行環境のインストール

拡張機能の C# Dev Kit の実行には .NET が必要なので、 asdf でインストールします。

asdf plugin list all | grep dotnet                           // .NET のプラグインを表示
asdf plugin add dotnet https://github.com/hensou/asdf-dotnet // .NET のプラグインをインストール
asdf plugin list                                             // インストール済みのプラグインを確認
asdf list all dotnet                                         // .NET のインストール可能なバージョンを確認
asdf install dotnet 8.0.402                                  // バージョンを指定してインストール
asdf list dotnet                                             // インストール済みバージョンを確認
asdf global dotnet 8.0.402                                   // グローバルで使用するバージョンを指定

参考記事

おわりに

今回、Unity の環境構築手順をまとめてみました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

Imakyo
imakyo

未経験からエンジニアへ転職。メインはSwiftとDartを用いたモバイルアプリ開発。個人開発や業務での経験を備忘録として発信していきます。