MacでのRuby on Rails環境構築

2024/11/09
rails-environmental-building

はじめに

最近 Ruby on Rails チュートリアルでの学習を始めました。
環境構築をしたので、備忘録として記事を書きます。

手順

  1. Ruby と Rails のインストール
  2. プロジェクトの作成と起動

RubyとRailsのインストール

最初に Ruby のインストールをします。
他の記事では Ruby のバージョンを管理するために、rbenv を使用したインストール方法が紹介されていたのですが、私の場合はバージョン管理で asdf を使用しているということもあり、asdf で Ruby をインストールします。
asdf で Ruby をインストールする場合、以下のコマンドを実行します。

asdf plugin list all | grep ruby    // rubyのプラグインを表示
asdf plugin add ruby https://github.com/asdf-vm/asdf-ruby.git    // rubyのプラグインをインストール
asdf list all ruby                  // インストール可能なrubyバージョンを表示
asdf install ruby 3.1.0             // rubyのバージョンを指定してインストール
asdf global ruby 3.1.0              // グローバルで使用するrubyバージョンを指定

Ruby のインストールができたら、次に Ruby on Rails をインストールします。
以下のコマンドを実行します。

gem i rails    // Railsをインストール

rails のインストールができたのですが、この状態で rails -v を実行しても PATH が通っていないため失敗してしまいます。
rails は ~/.asdf/shims にインストールされるので、以下のコマンドを実行し PATH を通します。

echo 'export PATH="$HOME/.asdf/shims:$PATH"' >> ~/.zshrc    // .zshrcにexportコマンド書き込む
source ~/.zshrc    // 現在のshellに.zshrcを読み込み

プロジェクトの作成と起動

プロジェクト作成には rails new を使用するのですが、実行時に Bundler を使用するのでインストールしておきます。
以下のコマンドで Bundler をインストールします。

gem install bundler    // Bundler をインストール

Bundler がインストールできたら、以下のコマンドでプロジェクトを作成します。

rails new SampleProject    // SampleProjectを作成

プロジェクトが作成できたら、作成したプロジェクトに移動し、rails サーバーを起動します。

cd SampleProject    // SampleProjectへ移動
rails s    // rails サーバーを起動

rails srails server の省略した形なので、どちらでもサーバーの起動は可能です。

起動時のログに表示される http://127.0.0.1:3000 にアクセスし、以下の画面が表示されれば完了です。

unity_hub_installer

おわりに

今回、Ruby on Rails の環境構築手順をまとめました。
環境構築は一度行うと忘れがちなので、この記事が未来の自分や他の方の参考になれば幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

Imakyo
imakyo

未経験からエンジニアへ転職。メインはSwiftとDartを用いたモバイルアプリ開発。個人開発や業務での経験を備忘録として発信していきます。